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水で溶いた小麦粉をフライパンで薄く丸く焼き、餡をぬって巻いたもの。
巻くのは甘い小豆餡ではなく、くるみ、麻の実(おのみ)、山椒などを練りこんだ味噌餡。
「麩」とは小麦粉のたんぱく質(グルテン)のこと。

◆わび茶の大成者者、千利休(1522〜91)の茶会記とされる『利休百会記』にたびたび登場していることから、利休好みの菓子と言われる。

◆巻いた形が経巻ににていることから仏事などにも用いられた。
江戸時代に麩の焼きはあちこちで作られていたが、甘い餡を巻いた助惣焼きに人気が集まった。

(参考図書:中山圭子著『和菓子の世界』、中村幸平著『日本料理語源集』同朋社『日本料理由来事典』ほか)


<くるみ割り>

麩の焼きにはくるみ味噌がよく似合う。
くるみ味噌を作るには先ずクルミ割りから始めなきゃあ!


秋風が吹く頃になると山道にはくるみの実がコロコロと転がり始める。

木から落ちたばかりの青々としているものから、外側が半分剥がれ落ちて黒くなっているもの、さらに風雨にさらされて殻が露わになったものまで。

嬉しさのあまり、目に止まるくるみをみんな拾い集めていたら悲劇は後からやってくる。
山のくるみ(オニグルミ)の殻を割るのには難儀をするからだ。

市場に多く出回っている菓子ぐるみなら、くるみ割り人形を使って割れるはずだが、
オニグルミはそんなに生やさしくはない。


家ではペンチ式の握り手に丈夫な長い棒を補強して使っている。

両手で柄をしっかりと握って、つなぎ目を目がけてパチッ!

割れた殻の破片が飛び散らないように見届けるのも大事な作業だ。
なぜって、床にでも転がって踏みつけようものなら、足に尖った先が...イテッテッ!

小さな破片が実の中に紛れ込んでしまった時には、...思い出したくもない!

...と、こんな具合に、オニグルミを割るには最後まで気が抜けない。

どうして、そこまでするの?と問われたら、
「山のくるみ(オニグルミ)は味が濃いの...さ!」


薄皮を剥きたい時には、レンジで1、2分チンして掌の中でモミモミ。
温かいうちならそれだけで、半分は剥がれ落ちる。

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