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白菜の葉の白い部分にひき肉をのせて巻き(ロール白菜のように)蒸し煮したもの。
蒸し煮する前に、巻いた白菜の横腹に4本の切り込みを入れておくと、仕上がった時には仏の手のように見えることからこの名がある。

◆中国では仏と福の音が似ていることから、幸福の象徴となっている。

(参考図書:辻学園出版『中国料理』、加納喜光著『植物の漢字語源辞典』)

<寒さ本番、白菜 出番>

軒下のシートの上に白菜がズラリと並んでいる。
その白菜には陽が燦々とあたっている。

白菜の保存は「新聞紙に包んで根元を下にして冷暗所へ」。
これが正しい方法だと思っていたのに、なぜ、ワザワザ陽に当てているんだろう?
案の定、外側の葉先は少し黄色味を帯びてきているではないか。

そんな疑問をかかえながら白菜を眺めていたら、

「白菜あるかね?」と持ち主らしきおばあさんが顔を出してきた。

答える前に一番はじの白菜にもう、手をかけている。それを左腕に抱えると、空いた手でもう一つ掴もうとしている。

「いえ、一つだけ...。」
「一つじゃあ、どうにもならんよ」と。
親切心と本音のキャッチボールの末に、
結局、二つとも私の腕の中に。


「すぐに使わんのはね、2日ぐらい陽に干して新聞紙に巻いて土間の端にでも置いとくといいんよ。」と並んでいる白菜を指さした。

「陽に干すと外側は乾燥していてもナ、中はしっとりしとるんよ。白菜をナ、干さんで生のまま包むと腐ってくるんよ。」と。
問うてもいないのに、私の疑問を察してか、すんなり教えてくれた。

結局、乾燥と保湿のバランスらしい。

あれやこれや、料理本やテレビなどの情報で紹介はされているが、それらでは補いきれない、経験に基づいた生きた教えに頷くばかり。


心なしか、この冬は白菜の出番が多い気配すらする。

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