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カステラに羊羹を挟んだ三角形の菓子パン。
大正から昭和にかけて流行した。

名前の由来は三角の形がシベリアの氷山に似ているから、断面の模様がシベリアの凍土のように見えるからとする説。
また、真っ白な雪の平原を走るシベリア鉄道を表したとする説などがあり、
いずれも戦争時のシベリア出征の兵士が見た光景にちなんでいる。

(参考図書:岡田哲著『たべもの起源事典』真下弘孝著『ドーナツの穴』姜尚美著『あんこの本』など)

<懐かしさを...食べる>

そういえば、菓子ともパンともつかなような、三角の形をした和洋折衷の菓子があった、あった!
フワフワしたカステラなのに、中に挟まれているのは和菓子に使われる餡。

それが「シベリア」という名だと知ったのはずっと後になってからのことで、
一見アンバランスな組み合わせに思えたのに、一旦口に入れると ''うまい" を感じる菓子だった。

簡単に手作りできるはず...思い立って作り始めたら、カステラに餡を乗せていく作業で早速つまずいた。
コロンコロンとして餡がカステラの上にうまく乗らないのだ。
無理に滑らせようとしたら、せっかくのフワフワ生地を押しつぶしてしまう...。

それもそのはず、中に挟むのはタダの餡ではなかった。
実は、薄い味の羊羹だったのだ。
しかも、出来上がった羊羹を挟むのではなく、カステラ生地の上に羊羹液(?)を流すのだそうだ。
その羊羹が固まりきらないうちに片方のカステラを乗せて挟むのだが、固まり加減によっては生地と餡がくっつかなかったりする。

双方がうまく合体した時にこそ、三角の切り口がビシッと切れていて、それがシベリアらしさの決めてとなる。

こんな和と洋を融合させた創作菓子は日本人の得意とする技?で、
餡パン、餡ドーナッツ、どら焼き、一六タルト、しかり...。

'' 懐かしさ" も充分、美味しいのだから...。

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