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「ひともじ」の辛子酢味噌和え。熊本地方の郷土料理。

ネギのことを古名で「キ」と言い、ひと文字であることから「ひともじ」と呼ばれ、ワケギやアサツキなどの小葱のことをさす。

春先のひともじを茹でて何回か折り曲げ、それを芯にして残りの青い部分をぐるぐると巻いていく(一本ずつ)。
巻き終わりをきれいにするには先端を指先でちぎって出てくる粘りで貼りつかせる。
これに辛子酢味噌などを添える。

◆肥後藩藩主、細川重賢の財政難時代に工夫された料理だという説がある。

(参考図書:農文協『聞き書 熊本の食事』、岡田哲著『たべもの起源事典』、同朋社『日本料理由来事典』ほか)


<エピソード記憶>

「なーんだ、グルグル巻いただけじゃあない!」
と言えばそれまで...。

されど、
巻いたからこそ中心と外側との味のメリハリが楽しめるし、
何てったってグルグル巻いた形には遊び心が伝わってくる。

食べものに限らず、記憶に残りやすいことは
「エピソード記憶」と言って、脳トレに役立つらしい。

「昨日の夕飯は何食べたっけ?えーと、えーと...。」

こんなもどかしさを感じるのも日常茶飯事になったこの頃、
この「ひともじのぐるぐる」は記憶に残りやすい食べものと言えそうだ。

「えっ!グルグル巻いたひともじが脳トレに役立つの?
なんと、大げさな!」

イヤイヤ、
そんな理屈はさておいて、
なんと言ったって旨い!を感じる早春の味。

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