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大根、蕪などを出汁で煮込み、熱いうちに練り味噌をかけて食べる料理。

昔は風呂といえば蒸し風呂で、熱くなった客の体に息を吹きかけながら垢こすりをする
「風呂吹き」という仕事師がいた。
熱い大根をふうふうと食べる様がその風呂吹きに似ていたところからこの名がある。

一方、
塗師(漆を塗る職人)が塗った漆をを早く乾かすために、風呂とよぶ漆器置き場に大根の茹で汁を吹きかけた。その大根を食べたところからこの名がある、という説もある。

( 参考図書:松下幸子、榎木伊太郎編『再現江戸時代料理』、河野友美編『食品大事典』、西谷裕子著『身近なことばの語源辞典』ほか )


<ともあれ、冬の大根は格別な味わい>

「大根の茹で汁」を吹きかけると、塗った漆器の乾燥を早めるのだろうか?

会津や輪島の漆器協同組合に聞いてみた。

「漆器乾燥には湿気と温度のバランスが決め手」として、それを大根の茹で汁で?と驚いたのは先方。
「そんな話は聞いたこともないし、今は湿らせた板をむろに置くことで調整している。
大根といえば、昔はスプーンなどの小物を乾燥させる時に台座に使った話を聞いたこと
はあるけれど...。」と。

あっ、そうだ!
30年来 愛用の弁当箱の塗り直しをお願いした木曽の塗師に尋ねてみよう。
日本の漆だけにこだわっているのだから...。

茹で汁を?と怪訝な表情。
「師匠からもそんな話、聞いたことはありませんよ!」と60才を過ぎた塗師はきっぱり。
「そんな馬鹿な!」のセリフにならない笑いが漏れた。


さぁ〜て?

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