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柑橘果実のベルガモット の表皮から抽出したオイルを中国系の茶葉に着香したフレーバーティー。
ダージリンやオレンジペコなど、他の茶葉に着香したものもいう。
1830年代のイギリスの宰相、チャールズ・グレイ伯爵の名に由来。(アールは伯爵の意)グレイ伯爵が中国から持ち帰ったという説や、イギリスから中国に派遣された外交使節団によって持ち帰られ、大の紅茶好きだったグレイ伯爵に献上されたとの説などがある。


◆元はベルガモットの香りではなかった。
グレイ伯爵が好んだのは、中国、武夷山で産する龍眼(果実)という柑橘系の香りがする正山小種(ラプサンスーチョン)という紅茶だった。
当時イギリスに龍眼はなかったので、茶商たちはヨーロッパで流行していた柑橘系果実「ベルガモット」で代用して茶葉に着香した。
これが後世英国で大ヒットし、今日に見られるアールグレイとなった。


(参考図書:日本紅茶協会編 紅茶の大事典。磯淵猛著 紅茶事典ほか)


<ベルガモットって?>


いい香り〜!
思わず皆んなの顔(鼻先)がカップに吸い寄せられた。
「紅茶にまぜたのはベルガモットよ。」と言って友人が差し出してきたのは薄紫色の花をつけたのハーブ。
庭から摘んできたのだそうだ。


これが、アールグレイの香りづけで知られているベルガモットなのか、と一同感心しつつ手にとってマジマジと見つめた。


と思っていたら、
「違うんじゃあないの?だって、アールグレイのベルガモットはレモンみたいな果実なのよ。葉っぱじゃあないわ。ないはず、よ...。」とSさんが言い始めた。
物知りのSさんの言い分ともなれば、皆んなも耳を傾けざるを得ない。


それでは図鑑を広げてみよう!

どうやら、ベルガモットと呼ばれるものは二種類あるらしい。


アールグレイに着香するベルガモットはイタリア原産の柑橘類の樹木。
その果実の表皮の香りをつけたもので、ベルガモットオレンジとも呼ばれる。


一方、庭から摘んできたベルガモットはアメリカ原産のシソ科のハーブ。
ハーブティーにも使われ、花屋さんではモナルダの名で売られている。


なんと、紛らわしい!
ハーブのベルガモットの葉をもむと、その香りがアールグレイのベルガモットオレンジに似ていたことから「ベルガモット」と呼ばれようになった、という経緯が記されていた。
案の定、二つはよく間違われるそうだ。


茶葉を入れ替え、気持ちも入れ替えて...。
知識をブレンドしたお茶をもう一杯。


わぁ〜、いい香り!

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