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食材を切る時に台として用いる板。

古くは魚菜をすべて「な」といい、魚菜のうちでもとくに魚だけを真魚(マナ)と呼んだ。
従って、まな板とは「真魚板」であり、魚専用の台として用いられた。
蔬菜用のは蔬菜板(ソナイタ)と区別していたが、後に両方ともに「まな板」と呼ぶようになった。

◆地域によっては、菜板(サイバン)、切板(キリバン)の呼び方も残っている。

(参考図書:河野友美編『食品大事典』同朋社『日本料理由来事典』ほか)


<まな板は要らない?>

日本人にとって一番大事な調理道具はまな板と庖丁‥‥と思っていた。


でも、そうとも言いきれなくなってきた今日、食品開発・惣菜部門の人の一言を思い出した。
惣菜を売るためには「消費者は手も足もない」と思ってメニュー開発するといいよ。

手も足もなくて一体何があるのだろう?と一瞬首を傾げていると
「口、クチだけ。」
えっ!と思わず繰り返した。もう、15年も前のことなのに・・・.。

調理するための手も無い・・・ってことは、まな板や包丁、調理道具はいらない。
ましてや、立ち働く足もない。

※※

まだ、"テイクアウト"の言葉が今ほど当たり前に使われていなかった時代だった。

今や夕方のデパ地下ではテイクアウト用のショーケース前は女性客で人だかり。

フレッシュ感が問われる生野菜のサラダだけは越えられない壁だと思っていたら、それさえも軽々超えている。中には、しっかりとソースが絡まっているものも。

※※

改めて私のまな板を眺めてみた。

あんなに厚くどっしりしていた檜のまな板も、何回もカンナをかけているうちにすっかり薄くなってきている。

その度に軽くなるまな板は、自分の歳に合わせたように使い心地がよくなっていく。

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