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語源はフランス語のビスキュイ、 bis(二度)、cuit(焼いた)で、元はラテン語のビスコクトゥス パニス bis(二度)、coctus(焼いた)panis(パン)の意味 。
一度焼いたパンをもう一度カリカリになるまで火を通したもので、旅人の携帯食として日持するように工夫されたのが始まりであった。それが、元の二度焼きの工程は省かれて堅いパリパリした乾燥パン(菓子)のことをいうようになった。
★フランスで準備もせずに旅にでることを「ビスケットなしに乗り物に乗る」という。
またエベレストに初登頂したヒラリー、テンジンが頂上アタック時の携行食に選んだのはサーディンとビスケットだった。
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<二度焼きしたのに、さらに揚げるの?>
岩手県西和賀町に、ビスケットに米粉をつけて揚げた「ビスケットの天ぷら」という郷土料理がある。
まんじゅうを揚げるというのは各地にあるけれど、はて、ビスケットを揚げる?
この話を信州佐久に住んでいる80歳を過ぎたKさんにした。
生まれてからずっとこの地に住んでいるので地域の食べ物にくわしく、私の唐突な問いかけにも嫌な顔せずに応えてくれるお婆ちゃんだ。
さぞ、驚くだろうと思っていたら、「あぁ、昔はよく作ったダニ。ここらのは米粉じゃあないよ、小麦粉の衣をつけるんだよ。」とあっさり返されて拍子抜け。
「お弔いや人寄せの時にナ、煮物や和え物の皿ん中に甘いものが入っていると、ええもんだよ。よーく作っていたけど、この頃はあんまり作らんねー」と。昔を懐かしむようにつぶやいた。
早速、穴の空いたビスケットを買って来て天ぷら粉をつけて揚げてみた。
衣はフワっ!続いてサクっ!衣には包まれているものの、頭をひねらなくても中身の正体はすぐに分かるほど単純だ。
小麦粉だらけのビスケットを小麦粉だらけの衣であげた、粉もん世界一色の組み合わせなのに、油を介しただけで食感がやさしくなる。何よりも、ビスケットを食べた時の上顎の歯茎にまとわりつく感じが少し解消される。

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