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アブラナ科の野菜。東京、五日市の特産野菜。
そこらへんに自生していたことから「野良生え」と呼ばれていたが、次第に「のらぼう」と呼ばれるようになった。
種はジャワ経由でオランダの交易船が持ち込んだのではないかといわれているが、その経緯は定かではないとしている。
◆東京、五日市にある子生(コヤス)神社に「野良坊菜之碑」があり、そこには
「昭和四年 幕府代官、伊奈備前守が地元名主に命じて五日市を含め横浜、高尾など、その周辺12ケ村にのらぼう菜の種を配布して栽培法を教えて広めた。秋に植えて越冬させ、春の端境期に新芽を食べた。この菜は天明、天保の大凶作の時に多くの住民が飢餓にさらされた際に人命を救った。」とあり、端境期の野菜として役に立ったことが記されている。

<たくましい...>
東京郊外住む Iさんからノラボウ収穫のお誘いがあった。農地の一角を借りて野菜作りを楽しんでいる方である。
真冬だというのに、ノラボウだけは今を盛りと言わんばかりに青々とした葉っぱを縦横に広げている。そばには去年から引き継がれている葱、大根、蕪が影を潜めようとしているの中でひと際目立っている。
一見すると立派な小松菜のようにも、よーく眺めると葉の形が色々で、しかもギザギザになっているものも。あまりの違いに「どれがノラボウですか?」と尋ねてみたら、全部ひっくるめて「ノラボウ」だそうだ。
周りの野菜と自然交配を重ねて七変化するので...結果、育ての親でさえ頭をひねるようなものも生まれるのだそうだ。
寒さに強く、花茎を折っても次から次へと新芽が出てくるたくましさと、癖のない味が万人を飢饉から救ったというのだから、なるほどネ~。
茹でてお浸しや和え物、汁の実などに、また、油との相性もよくグラタンやパスタ、ピラフに、黄色い花も同様に調理できる。端境期にこそ力を発揮する優秀な地域野菜だ。

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