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梅干の果肉にわさび、かつお、昆布などを練り合わせたもの。
「鶯宿梅」は村上天皇朝の故事にちなんでつけられた名である。
『大鏡』(平安時代・歴史小説)によれば、村上天皇は、御所清涼殿の梅が枯れたので、紀貫之(平安時代の歌人)の娘の庭にある美しい紅梅を移植させようとした。この梅を大切に育ててきた娘は「勅なれば いともかしこし 鶯の宿はと問わば いかが答えむ」(ご命令ですから梅を献上いたしますが、この梅をお宿にしていた鶯に尋ねられたら、私は何と答えればよいのでしょう)と謳った短冊を添えて献上した。
これを詠んだ天皇は娘の気持ちをくみとり、その梅に「鶯宿梅」と名を付けて返したと伝えられている。
◆酒の肴やごはんにのせて食べたり、そうめんつゆに加えてもおいしい。
◆赤と白の花が混じって咲く「鶯宿梅」という香りのよい梅の品種がある。

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