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ナス科トマト属。
原産地はペルーで、アステカ族・ナワトル語のトマトゥル(膨れた果実)が語源とされる。
これをスペイン人が持ち帰りトマーテと呼び、16世紀~17世紀初めにはスペインを経てイタリアに渡った。
このときのトマトは鮮やかな黄色、大きさはミニトマトぐらいで、ポモドーロ(黄金のりんご)と呼ばれた。
フランスではポム・ダムール(愛のりんご)、イギリスではラブアップルと呼ばれたが、他のナス科の有毒植物と同様に見なされ、もっぱら観賞用、薬用に用いられていた。
この状況は長く続いたが、17世紀半ばには、ティルソ・デ・モリーナの戯曲に生野菜のサラダとして登場している。

<魚醤、ガルムも超えた>

トマトには旨み成分のグルタミン酸が多いという。
生のまま食べると気づかなかったのに、煮詰めたり乾燥させて凝縮させると旨みがはっきりとわかる。
この旨みを知ったイタリア人はそれまで使っていた旨みソースのガルム(魚醤)を手放してしまった、という話にも頷ける。

ひと昔前までは「生のトマトに火を通すなんて」 と眉にしわ寄せた私たち日本人も、今では加熱するのも当たり前。
頑固な舌も、その壁は楽々と超えられたし、また、超えられるくらいの魅力もあった。

さて、加熱用となればたいていは皮をむいてから調理する。
皮むきには色々な方法があるが、冷凍庫に投げ込んでしまえば話は簡単。
使いたい時に水道の蛇口の下でひと流しすると、皮がスルスルと面白いように剥ける。
十文字の切り込みは?へたは除くの?
どちらでもお好きなように。

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