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米、魚貝類、肉などにサフランを加えてオーブンで炊いた料理。スペインの代表的な米料理の一つ。
ラテン語 pateo(開いている、蓋のない)、patera(浅い皿)、patella(小さい浅い皿)などの語からスペイン・カタロニア語 paella に定着した。両手のついた金属製の鍋のことを指しているが、同時にこの鍋を使った料理の名にも用いられるようになった。
◆肉や魚介類、野菜の入った典型的なものをバレンシア風パエリアと呼んでいるが、これはバレンシア本来のものではなく、20世紀ツーリズムの発展に絡んで作られた。もともとは米、いんげん豆、いんげん、かたつむり、そして時には鶏肉、うさぎ肉などが材料であった。
米と野菜だけの素朴なものから肉や魚がふんだんに入ったパエリアまで各地でさまざまなバリエーションがあるので、レストランで出てくるような華やかなものばかりではない。

<米は洗わない?>
日本ではお米は「研ぐ」ものと決まっていたが、このごろでは「洗う」という。今のお米は昔ほど糠がついていないからと聞けばそれなりに納得できる。ところがパエリアの本場、スペインでは米は洗わないで使うというのだ。米の種類や新、あるいは古米による違いもあるが、日本のお米よりも割れやすいので、水を吸いはじめると砕けてしまうというのがその理由だそうだ。汚れはどうなる?と、ついついよけいなことを考えてしまうが、あちらはアチラ流。日本のお米は、いつものように洗って糠を除いて使っていいんじゃないかな。そして洗ったら手早く調理するのがお米の割れを防ぐコツだという。

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