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チャセンシダ科のシダ植物で、沖縄から台湾など亜熱帯地方に分布する。

根元から放射状に広がる葉は長さ1〜2メートルに及ぶものもあるが、食用になるのは中心から出る若布の部分。

西表島の民宿の女将さんから、「分布している様が谷を渡るように点在しているのでこの名があるらしいよ」と聞いた。

(参考:吉村衛著『おいしく食べる山野草』、仲村清司著『沖縄の人が食べている』西表島・民宿の女将さん、ほか)
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<なるほど・・・>

西表島のあちこちでオオタニワタリを見かけた。屋敷周りや観葉植物として窓辺に。

ちょっと山の方に入ると、大木の根元や谷を越えた向こう側の苔むした岩の上にも。
オャ、幹の途中にも別の大きな葉を広げている。
田中一村の世界に引き込まれるような南国の風景の中だ。

でも、この植物、どこかで見たことがあるような...。

そうだ、花屋さんでみかけていたのだ!
いやいや、それだけではない。
カーテンなどのクロス類にもこのような模様をよく目にしていた。


あれやこれやで、初めて出会った気がしなかったのだ。

**

根元の中心部から出ている丸まった新芽が柔らかそうにみえたので、手で摘みとろうとしたら、思いのほか堅い。

案内してくれた民宿の女将さんが「こっちの方が柔らかいよ」と言って、少しばかり開きかけた葉っぱを指した。

芽が出たばかりの、いかにも柔らかそうに見える方がかえって堅いのは意外であった。

早速、その日の夕食にお浸しと天ぷらになって登場したオオタニワタリは、いかにも南国の自然を食べているような...。


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