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蕗またはツワブキを醤油で煮しめた料理。
一般的には山蕗を用いる。
蕗を醤油で煮ると伽羅(キャラ)色になることからこの名があり、むかし醤油が高価であった頃につけられた料理名。
伽羅とは梵語(古代インドの言葉)で「黒」というの意味があり、香木の最上品として日本でも珍重されている。

(参考図書:本山荻舟著『飲食事典』、『志の島忠の料理の口伝』、清水圭一著『たべもの語源辞典』ほか)
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<これぞ、きゃら蕗!>

近所のおばあちゃんが、きゃら蕗の作り方を教えるからと言うので出かけて行った。

敷地内の蕗をカマで刈取って葉っぱをむしって茎だけをまな板のせると、包丁でザクザク。「洗わないけど、汚れていないからね」と。

それを金色のアルミ鍋いっぱいに放り込むと醤油をドボドボ入れて弱火にかけた。後はひたすら蕗全体が黒くなるまで煮るだけ。
「蕗から水分が出てくるから、水は入れなくていいんだよ。時々天地を返して火からおろして休ませながらネ。2日ぐらいかかるかな?」

えっ、これでいいの?酒、砂糖とか...入れないの?といぶかる私に、
「これは昔から伝えられてきた作り方。今の人は薄味好みで、しかも砂糖を入れて 甘くするけど、それじゃあ蕗の煮物になってしまうからね。まっ黒になるまで煮つめるのがきゃら蕗だよ。」と正論が返ってきた。恐れ入りました!

もちろん出来上がったきゃら蕗をごちそうになりましたよ。
そりゃ〜、もう、しょっぱ〜い!


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