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ユリ科のつる性低木。
山野に自生し、棘のある蔓性の茎は伸びると絡み合って藪のように広がる。この棘には猿でさえも引っかかってしまうという意味からこの名がある。
猿捕茨(サルトリイバラ)の葉は昔からお節句用の餅を包むのに用いられ、柏の木が少ない西日本では柏餅の葉に使われた。
山帰来(サンキライ)という別名もある。この名は日本製漢名で、元になったのは山奇粮(サンキロウ)からとされている。粮は糧と同じ意味で、山の珍しい食品を包む意味から「道中に携える食糧」のことであった。
◆若葉は茹でて和え物に、実は果実酒に。また、昔は葉を乾燥させてお茶に用いた。
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<そういえば・・・>
もう10年も経っただろうか。和洋菓子店・渋谷東横店「銀のぶどう」でこの葉で包んだ「がめの葉もち」が売られていた。「限定販売」の文字につられて、つい買ってしまった。島根育ちの知人に差し出すと「うちの方では柏餅といえばコレ、コレよ!」と、まるで旧知の人に会ったような感激ぶりであった。逆にその言葉に驚いた私が、柏の木が関西に少ないと知ったのは、ずっと後になってからのことであった。

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