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野性の真鴨とアヒルを交配させたもの。
合いの子であることからこの名がある。
野性の真鴨を飼いならし家禽にしたものをアヒル(家鴨)といい、世界各地で古くから飼われていた。長い歴史の中で交配を重ねてきたので多くの品種があるが、料理用語ではアヒルと言わず鴨と言うのだそうだ。北京鴨(ダッグ)はその例である。
そのアヒルと真鴨を交配させたものが合鴨なので、必然的に合鴨の種類は多い。
ちなみに市販されている合鴨は、合鴨どうしのこどもである。
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<葱しょって鴨のもとへ>
猟でしとめた野性の真鴨で鴨鍋をしようという企画にのった。葱しょって勇んで向かった先は軽井沢。嬉しいことに真鴨のほかにカルガモも。そしてご愛嬌に合鴨も・・・。
すでにスライスされた鴨たちの色合いにも、野性のたくましさが垣間見える。
鴨ガラ出汁に、ごぼう、大根、しめじ、葱などを加えた鍋に先ずカルガモ、次に真鴨を入れて味くらべ。どちらもレバーのような力強い味で、ひと括りに野性味と表現できないほど。それなのにあっさりしている。次第に合鴨の存在が遠のいていった。
汁には手打ちうどんを加えて二度目の旨さを味わう。
一方、ダッチオーブンの中ではローストされた真鴨が行儀よくおさまっていた。それにしても短足。つい我が身と重ねてしまう。焼いた旨さも格別だったが、意外に脂っこさがないあっさり味であった。
とはいえ、鍋の底に目をやると滴り落ちた脂がたっぷり。その量を見て体がかたまった。やはり、野性の鴨だったのだ!

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