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ボラの卵巣を塩漬けにして乾燥させたもの。
形が中国製の良質の墨、「唐墨」に似ていることからこの名がある。日本製の墨は直方体だが、長崎に輸入される中国製の墨は楕円形であった。
◆16世紀後半の天正年間、肥前(長崎県)に出向いた豊臣秀吉に長崎代官鍋島飛騨守(ナベシマヒダノカミ)が野母崎(ノモザキ)のカラスミを献上した折に、その美味に感激した秀吉に名を尋ねられて「ボラの卵巣」とはいわず「カラスミといいます」と応えてから以後その名で呼ばれるようになった。
◆江戸時代から肥前・野母のカラスミは、越前のウニ、三河のコノワタと並んで「天下の三珍」といわれた。
ボラは日本各地で見られるものの、長崎産のカラスミが高く評価されるのは10~11月にかけて長崎周辺に移動してきたボラの卵の大きさや成熟度合いがちょうどよいからだという。
◆カラスミは古代ギリシャやエジプトでも作られており、現在イタリアやスペイン産のものも輸入されている。
◆長野県、木曽地方に同名の郷土菓子がある。
米粉にくるみ、ゴマ、干し柿などを加えて切り口が富士山の形や、上端が凸の字形になるようにまとめて蒸したもので、長崎名物「からすみ」に形が似ていることから名づけられた。
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<買ってはみたものの...>
師走の声をきくと築地魚河岸はいつもにも増して威勢のいい声が響いてくる。場内に足を踏み入れると、目に飛び込んできたのはオレンジ色の魚卵。しかも、一軒ではなく、あっちでも、こっちのお店でも。タラコにしては大きいし、鮮やかスギル...。
お兄さんが「ボラの卵だよ、ボラといえばあれよ、アレだよ。お姉さん、知らないの~?」と。手を休めてやっと顔を向けた。
この忙しいのに、素人の相手なんぞしていられない、ってな一瞥を向けられたので、ついつい後先考えずに財布を開いてしまった。買ったはいいけれど、もう〜!
その先は話したくない、話したくないなぁ〜。


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