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ユリ科の葉菜。
原産地はシベリアのアルタイ地方といわれ、日本へは古くから伝わってきている。古名を「キ」と呼び『日本書紀』には「秋葱(アキキ)」と記されている。キは臭みを表す「気」、「息」に由来するとされ、葱の特性からきている。
本来は「根」の部分ではないが、なぜか葉の白い部分を「根」と見立てて「根葱」、根が深いので「根深」ともいわれる。
また、「キ」という文字が一音であることから女房詞で一文字(ヒトモジ)ともいう。
◆「葱」という文字は中国でも葱を意味し、本来は「青」を意味する。
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<東西の好み>
日本の中でも、西と東では調理の仕方や食べ方に違いがある。葱もそのひとつ。関西では主に緑葉の柔らかい部分を、関東では白い部分を食べる。
関西生まれの私は、青い部分をばっさり捨ててしまう関東の人をみて唖然としたことがある。
なるほど、今となっては、寄せ鍋系の鍋物料理にはあのネバネバ、トローンとした下仁田系の白い部分が旨いと思う。かといって関西の葱は白いところも青いところも軟らかくてやさしい味。これは葱の種類によるもので、どちらがおいしいかの議論はナンセンス!
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