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そばに直接汁をかけること。または、汁などをかけただけの簡単な料理。
「ぶっかけそば」、「ぼっかけそば」の略で、これがさらに略されて単に「かけ」とも呼ばれる。
江戸新材木町(現、中央区堀留)にあったそば屋「信濃屋」が元祖。
本来はそばと汁は別の器に盛られていたが、江戸時代に、これらを一つの器に盛ってすませる簡便な食べ方がもてはやされた。『蕎麦全書』(1751年)には「近辺から集まる車力や人足のために立ちながら食べられる冷やかけがはじまり」とある。
また、『女重宝記(オンナチョウホウキ)』(1692年)によれば、元禄の頃から男性にはこうした食べ方があったが、当初は下賎な食べ方とされていた、とある。
その後、寒い季節になると、そばを温め、汁も熱くして食べる方法があちこちで売り出された。
ぶっかけが普及するにつれ、蕎麦を汁につけて食べるこれまでの食べ方を「もり」と呼んで区別した。そして、寛政年間(1789~1800年)にはぶっかけそばは単に「かけ」と呼ばれるようになっていった。
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