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クワ科、つる性の植物。
台湾北部の山間地に自生する植物で、秋になると10センチほどの卵形の実がなり、この種を使って作った寒天状のデザート。
台湾では愛玉子と書いて「オーギョーチー」と呼び、日本でもこの名で呼ばれているが、「アイギョクシ」ともいわれる。
◆実の中にはゴマのような種がビッシリと詰まっており、ちょうどイチジクのようである。これを半分に切って果肉が外側になるようにひっくり返し、乾燥した状態で売っている。または種だけを取り出したものもある。
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<おばあちゃんの好物>
台湾で育ったおばあちゃんが、きまって話題にする懐かしい食べ物。それは露店で売っている腸詰、掛け声とともにやってくるティー(杏仁茶)、そして、このオーギョーチー。オーギョーチーは、寒天でもなく、かといってゼリーとも微妙に触感が違い、夏には欠かせない特別な味わいがあったらしい。このおばあちゃん、台湾から取り寄せたという乾燥オーギョーチーで実演してくれた。種を布巾に包み、水を張ったボウルの中でもむようにしていく。そうすると、次第に水にとろみがついていき、常温で放置しておくと、さらにゼリー状へと進んでいく。つまり、種のまわりについていたペクチンの部分だけを絞りだし、布巾の中にはまわりをそぎ取られた種だけが残る。その過程は何とも不思議な光景であった。食べる時にはレモンシロップなどをかける。
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