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ヘタつきの茄子を丸のまま砂糖漬けにして、さらに上から砂糖をまぶした菓子。
千葉県、八日市場市の名菓。

初夢にみるとその年の縁起がよいとされる「一富士、ニ鷹、三なすび」。
この三つは徳川家康のお気に入りで、中でも茄子は久能山(クノウザン)への献上品でもあった。
「初夢漬け」はこのめでたい茄子をお菓子に仕立てたもの。

八日市場市は銚子と江戸を結ぶ浜街道の宿場町であった。名産の秋茄子を使って、鶴泉堂の初代保吾郎(ヤスゴロウ)が工夫を重ねて作り上げたという。(八日市場市「鶴泉堂」より)

◆江戸の漬物問屋、小田原屋主人の花笠文京の書いた『四季漬物早指南』に「茄子の初夢漬け」という辛子漬けがあるという。

(参考図書:同朋社『日本料理由来事典』ほか)
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<興味本位に食べてみたら・・・>

小ぶりの茄子は白砂糖ですっぽり覆われていて、初雪を思わせる。
さて、どこから食べたらいいものやら...。

おめでたい菓子に包丁を入れるというのは縁起でもないと思いつつ、ヘタを持ちあげてしっぽの方からかじってみた。
口に入れると砂糖の甘さばかりが口中に広がった。と思ったら、次の瞬間にはほんのりと茄子の味が伝わってきた。なんとも不思議な菓子だ。

この初夢漬けに触発されて大根の砂糖漬け(祥雪)、つくしの砂糖漬けを作ってみた。
どう味わってみても、浮世離れしているな~。
初夢のごとく・・・。

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