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リキュールをかけた薄切りのスポンジとアングレーズソースを交互に重ね、上にホイップクリームでデコレーションしたイタリア菓子。
ズッパは「スープ」、イングレーゼは「イギリス風」、つまり、「イギリス風スープ」という意味で、アングレーズソース(カスタードソース)で浸々にした様子から「スープ」という。
◆もともと、ズッパとはゴート語の「スッパ」に由来する言葉で、「液体を含んだ薄切りのパン」という意味。この菓子はイギリスのトライフルと同様に、最初はスープ状のクリームデザートであったものが、スポンジのようなものも入れるようになり、やがて形を整えてケーキのようになっていったのではないか、ともいわれる。
◆ルーツは16世紀半ばメディチ家シエナに遣わしたコレッジョ公爵をもてなすディナーで出された「ズッパ・デル・ドゥーカ(公爵のスープ)」が元になる。スポンジと蜂蜜入りミルク、アルケーメス(リキュール)を使ったこの菓子は評判がよくメディチ家でも、もてはやされた。特に、イギリスからの客人に好まれたことから、「イギリス人たちのズッパ」、さらに「イギリス風ズッパ」になったという。

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