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醗酵生地の菓子をラム酒に浸したもの。フランス伝統菓子。
この菓子を考案したのは、「食道楽の王」と呼ばれた18世紀のポーランド王、スタニスラス・レクチンスキーであった。彼はクグロフ(醗酵菓子)には目がなかったが、ある日、これにラム酒を振りかけてフランベ(火をつけてアルコールを飛ばすこと)することを思いついた。そして、この菓子に愛読書の「千夜一夜」にちなんで「アリババ」と名づけた。これが宮廷で評判となり単に「ババ」と呼ばるようになった。コルクの栓のような形はいかにもアリババを彷彿とさせる。
◆19世紀はじめにパリの菓子職人が店を構えて「ババ」を名物として売り出し、これが庶民の間で流行した。さらに別の菓子職人が蛇の目型に焼いたドーナツ状のものを考案して、食通として著名なブリア・サヴァランにあやかりサヴァランと命名した。

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