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キク科の山菜。
古名をタナといい、これは田菜の意とされている。ホホは花の後、種子の綿毛(冠毛)がけば立ち、ほつれ乱れる様からツヅミグサと呼び、鼓の音を示したものといわれる。
一説にはタンポ穂の意で、綿を布で丸めたタンポのような実がつくのでこの名があるといわれる。
◆幼児語からの説
幼児が鼓の音を「タン・ポポ」と聞いたことによるものである。江戸時代の子どもの遊びに、たんぽぽの茎の両端を細かく裂き、それを水につけて放射状に反り返らせて鼓の形にするというものがあった。この遊びから出た言葉が一般名称になったと考えられる。江戸時代にはツヅミグサ(鼓草)とも呼んでいた。
◆地方名
タンポコ、タアタンポ、タンタンポ、フジナ、ツヅミクサなど、地方によっていろいろな名で呼ばれている。茎を折ると白い乳の様な汁が出るので長野県や広島県の一部ではチチグサ、苦味があるのでニガナとも呼ばれる。
◆若葉を食べるが、アクがあるので茹でて水にさらして料理する。お浸し、白和え、油炒めなどにする。花は酢を少々入れた熱湯で茹でて酢の物に。根はタンポポコーヒーにも利用されるが、味と香りは本物にはほど遠い気がする。

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