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マタタビ科、蔓性低木。実を食用にする。
マタタビの花蕾にマタタビバエが産卵すると、球形で凹凸のある異様な形の虫癭(チュウエイ、虫こぶ)ができる。アイヌがこの虫癭をマタ(冬)タムブ(亀の甲)と呼んだことからこの名がある。
◆昔、疲れた旅人がマタタビを食べたところ、元気が出て"また旅"を続けることができた、という俗説からこの名がある。
◆マタタビの古名はワタタビ(和多多比)で、本草和名に「和多多比」、和名抄には「和太太比」とある。

<猫に小判・・・ではなくマタタビ>
夏になると谷川に続く斜面に白や薄いピンク色の葉が点在する。一見花のように見える葉は車窓からも目につきやすいつる草で、実はその陰に隠れている。この実は神経痛、腰痛、リューマチに効くといわれ果実酒にして利用されるが、昆虫が寄生して膨らんだ凹凸のある実の方が効果があるという。また、若い実は塩漬けにして懐石の箸洗いや八寸、酒の肴、焼きもののあしらいにも利用される。
ネコの目の前にマタタビをちらつかせる・・・。と、まあ、たいへん!
くにゃくにゃと体をくねらせて酒に酔ったみたいになる。マタタビの実の成分「マタタビラクトン」が原因だという。同じ猫科のライオンや虎に与えても同様になるというが、こちらは試しようがない。

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