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料理店や寄席などで縁起を祝って門口に塩を盛ること、またその塩のこと。
塩は、本来浄め祓いの目的に用いるもので、相撲の力士が土俵に塩をまいたり、葬儀から帰ってきて家に入る前に塩を振りかけてもらったりするのと同様である。
◆中国の風習が伝わった
中国に多くの側室を抱えていた皇帝がおり、羊の車に乗って毎晩順に側室のもとへ通っていた。一人の側室が自分の所に来てもらおうと知恵をしぼり、羊の好物である笹と塩を家の前においたところ、羊はその家の前から一歩も動かなかったという故事がある。これにちなみ、料理屋など主に男客が出入りする店の入り口に盛るようになった。
◆牛ではなく羊であったという説もある。

<塩のゆくえ>
住宅地の入り組んだ坂の途中でオッ!と立ち止まった。
看板もない一間間口の店の前は今打ったばかりの水が。陽が落ちはじめた辺りに凛とした空気が漂い、入り口に盛った塩が目に止まった。小料理屋だった。
客を呼び止めるための塩のはずが、何をかいわんや、入り口で客を選別してしまう。その物言わぬ選別機にかけられて、一旦は足を止めても素通りする人は多いかも。
あるとき、アノ塩、使い終わった塩、どうするのでしょうね?と別の板前さんに質問してみたら、「どうするって?」と怪訝な顔。
「な、何かに利用する、とか...。」シドロモドロに。「そんなことはないですよ、ハッハッハ!」って一蹴された。我ながらの愚問に、そ、そうにきまっているわよ、ね...。
清らかな塩をゴミとして捨ててしまうことに、少しの躊躇いがあるのは私だけでしょうか?


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