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五種の主要な穀物のこと。
五種の捉え方は時代や地域によって異なるが、一般には米、麦、粟、豆、黍(キビ)又は稗(ヒエ)などを指すことが多い。古代中国では麻が含まれることもある。
◆五穀に限らず作物全体が豊かに実ることを五穀豊穣と言い、逆に食べるだけ食べて何の働きもないことを穀つぶし(五穀潰しの略)と罵った言い方をする。

(参考図書:永山久夫監修、食べ物文化史。飯倉晴武著、日本人 数のしきたり。ほか)
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<目にも入らぬ...>
ゴマ粒のような、もっと小さいならケシ粒ほどのと言えば極小の例えにされるが、目にも入らぬほどの小さい穀物があるという。その名はテフ。

『世界の食文化・アフリカ編』(農文協)によると、
「一粒を机の上から床に落とすと、いくら床を探しても、もう二度と見つかることはないほど」という。
テフとはエチオピアの言語アムハラ語の「見失ってしまう」という意味だというから、誇張はあるにしても相当小さいものだと想像できる。
エチオピアではこれでインジェラというクレープ状のパンを作る。
しかも、それを主食にしているというのだから、大量に集めるための早技なるものがあるのだろうか。
テフは日本などにも雑草としてあるオオニワホコリという植物と形が似ており、これを祖先として選択、栽培化されてきたのだろうとも記されている。

冬枯れの雑草に群がる小鳥たちを窓越しに眺めながら、ついばんでいる中にはオオニワホコリの実もあるのでは、とついつい想像してしまう。

時は流れ、2016.3月に知人がエチオピア観光に出かけた。
テフは「ゴマより少し大きかった」と言って、
現地の人が大きなオレンジ色のビニールシートにテフを広げて乾燥させている画像が送られてきた。
えっ!そんなに大きい粒なの?
思い描いていた「取り扱い注意」の極小のイメージは一気に消失してしまった。

一口にテフ、とは言っても、種類がいろいろあるのかもしれないけれど、
やっぱり、現地へ行って見て来なきゃあ、ネ。

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