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予算を立てることもせず、手元にある金にまかせて支払いをすること。
どんぶりとは「食べ物を入れる器」の丼ことではなく、「職人たちが金などを入れるための腹掛けにつけた袋」のことを指している。この袋は元々「だんぶくろ」と呼ばれていたが、訛って「どんぶり」となった。
職人たちがこの「どんぶり」の中に金を入れておいて、無造作に出し入れして使ったことから、大雑把に勘定することを「どんぶり勘定」と言うようになった。その後、丼の文字が当てられた。
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<そういえば...>
アノ八百屋のおじさんは丈夫な麻生地の前掛け(だんぶくろ)をしめていて、買い物客が来るたびに袋の中に手を突っ込んではお金の出し入れをしていた。それだけではない。おしゃべりだけの時でも、袋の中でゴソゴソと手を回していた。
ある時、小学生の私たちに袋の中から飴玉を取り出して一個ずつくれた。
お金だけが入っているのかと思っていたら、こんな嬉しいものまで出てくるなんて...。
ねだって袋の中身を見せてもらったら、なんと、小銭の他にちびた鉛筆や消しゴムやらも...。何に使うの?
「お客さんがいない時に勉強する」んだって!
フーン!と、えらく感心したけれど、大人になっても勉強しなきゃあいけないのかと思うと、ガッカリした記憶がある。
そう言えば、西麻布のクリーニング屋のおじさんも勉強をしていた。
英語かフランス語かよくわからない横文字の小冊子を目の前のスタンドに立てて、それを チラチラ見ながらアイロンがけをしていたのだ。
大使館の多い港区だからかな〜。
そんなことはともかくとして、
近頃は腹掛けをしめた人はめっぽう見かけなくなったが、「どんぶりかんじょう」の語源は「腹掛け」なのに、初めっから器の「丼」だったかのような顔をしている。

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