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この諺には解釈がいろいろある。

●嫁いびり説
「秋茄子は小さく肉がしまり、えぐみや種が少なくて美味しいので、嫁にはもったいない」という意味。元になるのは『夫木集』にある「あきなすびささの粕に漬けまぜて、嫁にはくれじ棚におくとも」という句だという。

●嫁への気配り説
秋になると茄子は種が少なくなり「子宝に恵まれない」に通じることから。また、体が冷えるので食べない方がよい、という嫁への気配りから。
『養生訓』(貝原益軒)には「なすびは性寒利、多食すれば必ず腹痛下痢す」とあり、『開本草』には「なすびは性冷にしても胃腸を冷やす、秋に至りてその毒最も甚だし」とある。
いずれにしても、昔から秋茄子は諺になるほど美味しい食材である。

(参考図書:中村幸平著『日本料理語源集』、河野友美編『食品大事典』ほか)

<ウテナも使いよう・・・>

茄子のヘタのことをウテナ(蕚)と呼ぶことすら知らなかったし、ためらいもなく切り捨てていた部分だった。

ところが、
料理研究家の奥村彪夫さんの講習会で、このウテナ(固いところは除いて)を油で揚げて煮浸しにしたのだった。

そうすると、細かい刺は気にならず、艶を帯びたアントシアニンの色はいかにも体によさそう、味もよかった。

みんなで食べよう、茄子のウテナ。
もちろん、嫁にも食べさせたいね。

そういえば、長芋の皮も揚げて塩をひと振りすると酒の肴にぴったり。
えっ!手間がかかる、ですって?

それを言っちゃあ、おしまいよ!

コメント(1)

px3 :

嫁ではないが秋茄子は美味しい。
私の食べ方はカラシ漬けにします。
仰るように秋になると実がしまって美味しいナス、当然水気も少ないそれを一旦塩漬けにした後カラシ漬けにします。
水気が少ないだけ長持ちがするからでしょうか。
一杯の肴に最高です。

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