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調理をするときの副材料のこと。
もともと加薬とは漢方で用いられていた言葉で、薬の効果を高めるために副剤として配合する薬のことを指した。
料理においても主材料に対する副材料のことをいい、例えば「すき焼き」では葱やこんにゃくのことを、「魚ちり」では白菜や豆腐のことがそれにあたる。
大阪では野菜などの副材料を混ぜて炊いたご飯を「かやく飯(メシ)」、うどんに入れたものは「かやくうどん」という。

加薬には増量剤を目的としたものと、おいしくするために添える香辛料的な役目を果たす材料を指す場合とがある。江戸時代の料理書『「素人包丁(シロウトボウチョウ)』の中の「鯛飯」の項では「加益(カヤク)はおろし大根、ネギ、のり、とうがらし」とあり、この場合は香辛料的なものをさしている。

ポルトガル人が編纂した日葡辞書(1603〜04年)によると、「加薬とは薬を加ゆる」とあり、注記には「ある効果をもたらす目的で普通の処方に加える薬」とある。

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