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ニシン科の小魚、サッパ。またの名であるママカリの方がよく知られている。
ママカリの酢漬けは岡山県の郷土料理。
「飯(まま)を隣から借りてきてでも食べたい」と思うぐらいに美味しい、ということからこの名がある。
◆江戸から明治にかけての文人、成島柳北の備中滞在中の随筆に 「ままかり」のことが書かれている。「その形鰯に似て小なり、名を「ままかり」といふ、その魚初めて船上に上る、漁人これを食うに美味なり。一船の飯を喫し尽し、つひに隣船より飯を借りて食ふ。故に名づけし。」とある。
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<近所づきあいは世に連れ...>
「これを食べるなら、絶対ご飯がなきゃあ、それも白飯!」という日本人の舌に刷り込まれている食べ物は数多くある。このママカリの酢漬けも白飯が欲しくなるし、パンや麺などと組み合わせてみても、もう一つしっくりこない。
飯の貸し借りまでは兎も角として、ひと昔前までは味噌や醤油などの調味料ならお互いに貸し借りをしていた時代があった。そこに良好な近所づきあいがあったからこそで、今のように人間関係が希薄な時代には望みようもない。今でも貸し借りの光景が見られる地域が残っていたら、無形文化財なみかしらね。
もっとも、コンビニに走れば「モノ」はすぐに手にはいるには入るけれど...。

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