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塩引き鮭の頭、節分の残り豆、大根、人参、ごぼうなどを酒粕でじっくりと煮込んだもの。栃木県郷土料理。
しもづかれ、しみつかれ、しみづかれ、すみづかれ、すみつかれ、など県内でも地域によって呼び名はいろいろである。
語源には諸説あるが、
栃木県の旧名下野(シモツケ)に由来するという説が有力であるが、すむつかり(酢をかけて食べたから、あるいは食べる時にその酢がムッと鼻にくるから)などの説がある。
永山久夫氏は「下野説だとすると、しもつかれの "かれ"は食べ物をさす"かて"からきているのではないだろうか。つまり、下野の食べ物という意味。」としている。
◆『日本の行事料理』(タイムライフ社刊)によれば、しもつかれの語源は「下野の料理」の約言と言っているが、鎌倉時代の『宇治拾遺物語』には、「大豆をいって酢をかけたものを呼んでいることが、すでに見えている。」とあり、さらに「当時は近畿地方でも作られていた。」とある。
◆しもつかれは二月の初午の日にお稲荷さまに藁づとに入れて供え、豊作を願う慣わしがある。また、昔から橋を渡らず三軒(七軒ともいう)の家でしもつかれを食べると中気にならないと言われており、自分の家だけではなく、隣近所とわけあって食べ比べる風習がある。
しもつかれは作りたてよりも、一晩置いて冷たくなったものと炊きたての赤飯と一緒に食べるのが最高!だという。
<しもつかれ、といえば・・・>
頭に浮かぶのは「鬼おろし」。
目の粗い竹製のおろし道具のことで、またの名をガリガリおろし。
しもつかれを作る時に、これで大根や人参をおろすと味がしみこみんでうまい。
台所の「用の美」道具に入れたいひとつ。
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