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軟体動物、頭足類。
「イ」には意味がなく「カ」は甲のことだという説、また、いかめしい感じがするからという説もあるがはっきりしない。
イカは漢字で「烏賊」と書くが、その由来の背景にはイカと烏の熾烈な闘いがある。
「イカは頭がよく、お腹がすくと死んだふりをして海面に浮かび上がる。それを海の上を飛んでいる烏が見つけて捕まえようとして急降下する。そこを待ち構えていたイカが素早く烏の足にからみついて捕まえてしまう。イカを捕まえようとした鳥が逆にイカの餌食になる。烏賊と書く由縁である。」と中国の古書にある。
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<ホ、ホント?>
へー、どこにそんなに勇敢なイカがいるの?
能登の和倉温泉に泊まった折に、漁師をしている主人にイカと烏の闘いについて尋ねてみた。「さあ、見たことないね。いつかカモメと烏が浜で格闘していたことがあったがね、最後にはカモメが飛んで逃げて行ったよ」と。
沖縄、知念の魚市場では体長80センチもあるソデイカを見た。これなら烏を捕まえられるだろうと思い、たむろしている漁師さんたちに聞いて見たが、誰もが首を横にふった。
鹿児島で灯台の維持管理のために定期的に巡回している人にも同じ質問をしてみた。「イカが水面にプカプカ浮かんでいるのは時々見かけるし、空中に飛び上がることもあるけれど、イカがね~・・・」と、怪訝な表情。
やっぱり、中国のイカは特別なのだろうか?
もっとも、マッコウクジラと闘うダイオウイカ(大王烏賊)というのがいるらしいから、これなら烏を捕まえるのはたやすいのではないだろうか?
◆『たべもの語源抄』(昭和37年発行、坂部甲次郎著)によると、
「普通の烏であったら、烏賊の浮かんでいるところまで飛んで行くというのは考えられないが、海烏なら海上に浮かんでいる魚をとる習性があるから、それを烏賊が捕食するということは考えられる。」一方、「海底に棲む鮟鱇も腹がへって、やりきれなくなると海面に出てくることがあるそうで、鮟鱇の胃の中から烏が出てきたことが新聞に報道されているので、烏賊の故事もまんざら否定もできない。」としている。

コメント(1)

opelvita320 :

烏賊になんで賊の字が入っているんだろうとずっと疑問に思っていましたが、これで謎が解けました!ありがとうございます。

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