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柑橘類の搾り汁と醤油との合わせ調味料。
語源についてはいろいろな説があるが、有力なのはインド、サンスクリット語のパンチャ説。
パンチャとはサンスクリット語で"5つ"という意味。古代インドでは、この宇宙は地・水・火・風・空の5つの元素でなりたっていると考えられていたので、"5"という数字が尊ばれていた。そして5種の材料(スピリッツ、砂糖、レモン汁、スパイス、水)を混合した飲みもののことも「バンチャ」と呼んでいた。
バンチャは、イギリスの船乗りたちに好まれインドからヨーロッパに伝わり、パンチャの名前もイギリスではパンチ、オランダではポンスと変化して呼ばれるようになった。

日本へは江戸時代にオランダ人によって伝わり、最初は長崎の卓袱料理の食前酒として用いられていた。
しかし、ポンスはお酒としては定着しないまま、もともと混合されていた柑橘類の絞り汁そのものを指すようになっていった。そして飲み物から調味料へと広がり、名前もポンスからポンズに、さらにポン酢、ぽん酢醤油などの名で定着していった。

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