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山菜の一つで新芽や若い茎を食用にする。
怪我をしたところに若葉をもんですり込むと痛みが取れることから「痛み取り」、これが転じてイタドリになった説がある。
漢方では、根は「虎杖根(コジョウコン)」と呼ばれ利尿、健胃剤として用いられる。
◆京都、貴船神社の「虎杖(イタドリ)祭り」では、摘み取ったイタドリの数の多少を比べる「虎杖競(クラベ)」という行事があり、そのイタドリを調理して酒の肴にした。
◆イタドリよりもスカンポの名で知られているが、この名は茎を折った時のポンという音からである。
◆軽く茹でて皮をむき水にさらしてから炒め煮、和え物、酢の物などに利用される。
(参考図書: 主婦の友『山野草カラー百科』 『広辞苑・六版』など)
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<ジャムにすると...>
イタドリをみると唾液がわいてくる・・・深く頷く人はその酸っぱさをよく知る人生経験豊かな人。
イタドリは知らないけれどルバーブなら知っている、という人はそれなりの人。
この頃のジャム屋さんでの売れ筋はルバームジャムらしい。
そのルバーブジャムによく似た色と味に仕上がるのがイタドリジャム(ただし赤系ではなく青系のルバーブ)。
なのに、あまり知られていない。
その作り方といえば、茎だけをざく切りにして1時間ほど水にさらし砂糖を加えて煮る、だけ。
皮筋は取り除かなくても、煮ているうちにクニャクニャ、トロトロになり、仕上げにレモン汁を落とすと味が冴える。
くれぐれも、春先の葉が出るか出ないかの若い芽であることが肝心だ。
※※
出来上がったジャムに牛乳を少しずつ注ぎながら混ぜていくとアレ、マア!固まってヨーグルトのようになっていく。
これも素材のもつ酸味のなせる技で、当たり前といえば当たり前だけれどちょっと嬉しくなるのよne。
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