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蕗のとう(葉が出る前の地中から出るつぼみ)と味噌を合わせた箸休め的な常備菜。

「とう」とは「頭」という意味や、伸びた形が塔の九輪に似ているからとも言われる。

花が終わると茎が高く伸びて食用には不向きとされ(地域によっては好んで食べる)、この状態を「とうがたつ」といい、「とうがたつ」の語源とされる。

(参考図書:主婦の友社『山野草カラー百科』、佐藤邦治著『出羽屋の山菜料理』ほか)


<まだ寒い...少し春>

雪の中から鮮やかな黄緑色が顔を出すと、もう春。
...まだ寒くても。

フキノトウには雌雄があり、アイヌ民族はピンネ(雄)とマチネ(メス)と呼んで、主に食べるのはピンネの方だと言う。

薄黄色のピンネ、白っぽいマチネを選り分けて食べてみても、つぼみが開かないうちならどっちだって味は変わらない気がする。

採ったら先ずは天ぷら。
放つ香りを存分に味わい、お次は香りと味を封じ込めるようにふき味噌作りに精を出す。...
と、毎年の道筋はできている。


フキノトウは生のままか茹でておくのか、それとも油で炒めるのか。
ちぎるのか、刻むのか、もっと細かくすり鉢で摺るのか。

味噌は生のままか、それとも火を通すのか。
二つを合わせるタイミング、などなど。


色、香り、ほろ苦さ、三拍子揃った仕上がりを望んでいても、色を優先すれば香りとほろ苦さが、香りとほろ苦さに重きをおけば色は失せてしまう、が、その加減は人それぞれ。


フキノトウを見つけた時から、
自然を見る目は一気に「山菜視線」へ。

タラノメ、ウド、ワラビ探しへと弾みがついてくる。


フキノトウはその先陣を務める。


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